トレーニングを開始する前にテニスの練習の見直してもらいたい2つの理由

こんにちは、テニスパフォーマンスディレクターの陣内です。

トレーニングを開始する前に、ぜひテニス選手にはご自身のテニスの練習を見直してもらいたいと思っています。

今回は、私がトレーニングを開始する前にテニスの練習を見直してもらいたい2つの理由を説明したいと思います。

  • トレーニングが直接テニスのパフォーマンスを向上するわけではない
  • トレーニングより練習の見直しの方がパフォーマンスへの影響力が早く、大きい場合がある

直接、パフォーマンスを向上させるわけではない

残念ながら、〇〇トレーニングをやったら、パフォーマンスがアップした!とメディアなどでは取り上げられている場合がありますが、実際には〇〇トレーニングをやって直接、パフォーマンスが向上しているわけではありません。

例えば、サッカーの長友選手が体幹トレーニングをしてパフォーマンスがアップしたとされていますが、その前提には、長友選手は様々な取り組みをされていて、パフォーマンスアップに足りていなかった点が体幹トレーニングで補充されてパフォーマンスがアップしたと考えることが自然になります。

錦織圭選手が単純に筋肉量を多くしたら、パフォーマンスが上がるとはあまり想像しにくいのではないでしょうか?

テニスだけではなく、スポーツのパフォーマンスはトレーニングをすれば、そのままパフォーマンスがアップするという単純なものではありません。

トレーニングが直接、パフォーマンスをアップすることはありませんが、間接的にはアップさせているので、トレーニングはコツコツしっかりと習慣化させることによって長期的にパフォーマンスが上がっていくと考えてもらえたらと思っています。

練習の見直しは影響力が早く、大きい

トレーニングは間接的にパフォーマンスをアップさせると言いましたが、直接パフォーマンスを影響させるのはやはりテニスの練習です。

トレーニングをコツコツしっかりと習慣化させたとしても、練習の質や量が少なければトレーニングが間接的にパフォーマンスをアップさせる割合は低くなってしまいます。

練習の見直しに関しては、もちろん選手だけの問題だけではなく、コーチとの連携が必要になります。

また、部活動などグループで練習している場合であれば、チームメートからの影響もあります。

私の場合は、テニスコーチではないので、練習の見直しに関しては運動学習という学問を中心に考えるようにしています。

運動学習の中で、テニス選手自身が特にコントロールできるのは練習に対する取り組み姿勢(モチベーション)になります。

あえてここではモチベーションという言葉ではなく、取り組み姿勢という表現にさせてもらったのは理由があり、モチベーションというイメージはやる気というような心理的なものだけのように捉えがちになりますが、取り組み姿勢というのは、心理的なものがその選手の言動にも出ている表現だと捉えることができます。

コーチがどのような意図でこの練習をしているのか、この練習の積み重ねが試合のどの場面で役に立つのか、などを理解しながら、なるべく多くのことを吸収するために、コーチとのミーティングでの会話やミーティングへの参加姿勢など全てが含まれます。

もちろん、休むことも大切なので24時間テニスのことを一生懸命するのではなく、最高のパフォーマンスを発揮するためにはリフレッシュのために友達と遊んだり、プライベートの時間に本を読んだり、映画を見たりなどの時間も大切になります。

練習の見直しの1つとして、誰もがまず取り組むことができるものとして、取り組む姿勢があります。

学生であれば、1年で一番大切な大会前の時期や夏休みなどが成長の伸び率が一番高いと感じているのではないでしょうか。

それは、もちろん、練習の頻度や量という影響もありますが、この取り組む姿勢が一番影響しているのだと思います。

この取り組む姿勢というのは練習だけではなく、トレーニングにおいてもかなり重要な要因の1つになります。

ぜひトレーニングを始める前には取り組む姿勢をまず見直してみるようにしてください。

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