トレーニング指導をするテニスコーチに知ってて欲しいJoint by Joint 理論

こんにちは、テニスパフォーマンスディレクターの陣内です。

今回は、トレーニング指導をするテニスコーチにぜひ知ってて欲しいJoint by Joint理論を紹介したいと思いますが、ここで紹介するのは、テニス選手をトレーニング指導する際に応用できるように、オリジナルのJoint by Joint理論と少し違いがあります。

そもそもJoint by Joint理論とは何か?

アメリカの理学療法士のGray Cook氏とストレングス&コンディショニングコーチのMike Boyle氏が会話をしていて、Gray Cook氏が臨床で見られているクライアントさんの痛みや動きの制限、機能不全などの傾向を話している時に生まれた理論になります。

実際に痛みのある関節に根本的な問題があるのではなく、その関節の上下いずれかの関節に問題があることが多く、関節にはそれぞれ可動性または安定性のいずれかの主要な役割があり、この主要な役割の機能が低下してしまうと、その問題のある関節の前後に痛みや怪我が発生してしまう傾向があり、この関節の主要な役割はサンドイッチのように可動性と安定性が順番に来るようになっているという理論になります。

テニスにおけるJoint by Joint 理論

  • 上部の頸椎: 可動性
  • 下部の頸椎: 安定性
  • 胸椎: 可動性
  • 腰椎: 安定性
  • 胸郭: 可動性
  • 肩甲胸郭関節: 可動性 & 安定性
  • 肩甲上腕関節: 可動性
  • 肘関節: 安定性
  • 前腕: 可動性
  • 手関節: 可動性
  • 股関節: 可動性 & 安定性
  • 膝関節: 安定性
  • 膝蓋骨: 可動性
  • 足関節: 可動性
  • 足部: 安定性
  • 足の親指: 可動性

上記のテニスにおけるJoint by Joint理論のリストは、トレーニング指導だけではなく、実際にコート上でのコーチングにも私は実際に使っているので、テニスコーチもトレーニング指導だけではなく、テニスの練習時にも是非使ってもらえたらと思っています。

Joint by Joint理論は主要な役割に注目

念のため、もう一度お伝えしますが、Joint by Joint理論は各関節の主要な役割をリストアップしたものであり、安定性と書かれている関節には可動性の役割を担っていないということでも、可動性と書かれている関節には安定性の役割を担っていないということでもありません。

パフォーマンス低下や怪我をしてしまう時には傾向として上記の関節の主要な役割の低下が見られることが多くあります。

ウォーミングアップで、毎回同じウォーミングアップと決めていないテニスコーチであれば、ウォーミングアップ中に上記の関節がしっかりと役割を果たせているかをウォーミングアップで確認しながらエクササイズを組み立てることによって、ベストな身体の状態で練習や試合に入ることができます。

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